社員座談会 TALK

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若手社員×先輩社員

2020年、高校を卒業し岡本建設に入社した北村海斗さん。
入社したばかりの北村さんを現場で1から指導したのが、岡本建設に15年間在籍するベテランの澤浦さんです。
座談会では、OJTを通じ北村さんが学んだこと、澤浦さんが伝えたことを語っていただきました。

若手 現場監督 北村 海斗
若手
現場監督 2020年入社
北村 海斗
先輩 現場監督 澤浦 房雄
澤浦 房雄
現場監督 2007年入社
先輩
育成の様子

CROSS TALK THEME 01 お互いの第一印象やOJTを通じて感じたことを教えてください。

  • 澤浦 2020年9月頃から、一緒の現場で指導にあたりました。新人への教育機会は過去に何回か経験ありますが、教える側もけっこう気を遣うものですね。
  • 北村 入社1年目の初心者マークですから、ご迷惑をおかけしたかと思います。
  • 澤浦 北村君の第一印象は、仕事を理解するのは早いのですが、ちょっとせっかちだったかな(笑)。そんなに焦らなくてもよいのにと感じたこともあったなぁ。
  • 北村 最初にお会いしたのは、OJTを担当していただく前の現場ですね。お互い、共通の趣味がスポーツ観戦で、いろいろな話をしましたが、優しそうで話しやすい先輩だなと思いました。OJT中は、人に見えないところですごく努力されていると感じることが多く、そういうカッコ良さがありました。
  • 澤浦 北村君も最初は言われたことをやるだけで精一杯という感じだったけど、すぐに現場や事務所の整理を言われる前から積極的にやるようになったね。常に考えて行動する姿勢はいいなと思う。いずれは自分のペースで仕事ができるようになると、もっと楽しくなると思うよ。
  • 北村 澤浦先輩は、長く建設業の仕事を続けてこられて、1番のやりがいは、どこに感じていますか?
  • 澤浦 建設業の仕事を、よく「地図に残る仕事」というけど、自分が携わった仕事が景色として残ることだね。家族で出かけたときなど、ここは俺がつくったんだぞと、橋や道路を見せられる、それがいちばんかな。

CROSS TALK THEME 02 現場でのOJTでは、具体的にどのようなことを教わるのでしょうか?

  • 北村 とにかく何1つできませんから、一つひとつの作業を丁寧に教えていただきました。丁張りのやり方など、先輩に実演してもらい、自分でも実際にやってみます。それを先輩に見ていただいて指導を受けるという形です。
  • 澤浦 丁張りは現場で作業の目印になるポイントをつける、基本的な仕事ですね。
  • 北村 1度ではできないので、何回も丁寧に教えていただいて恐縮するぐらいです。わからないところを質問すると、忙しいときでも丁寧に教えていただきました。とにかく勉強することばかりで大変です。
  • 澤浦 現場には優しい先輩が他にもいたから、私とのマンツーマンだったら嫌になってたんじゃない(笑)?
  • 北村 いえいえ(笑)。でもいろいろな先輩が親身になって教えてくださるので、とても頼もしかったです。技能面以外にも名刺交換や挨拶回りのマナー、身だしなみなど、社会人としての基本姿勢も身につきました。
  • 澤浦 ずっと同じ先輩の下にいるのではなく、徹底したマンツーマンでもなく、いろいろな先輩の意見が聞けることは、岡本建設のOJTのよさでしょうね。
育成の様子

CROSS TALK THEME 03 印象に残る教えや、とくに勉強になったことはありますか?
一方、教える側はどのようなことに気をつけているのでしょうか?

  • 北村 建設業では、それまで全く耳にしたことのない専門用語がたくさんあり、まずは1つでも多くの知識を得ることが、自分のなかでは大事だと思いました。
  • 澤浦 現場で怒られることもあったね(笑)。
  • 北村 はい。レベルという高さを見る機械を扱うとき、少しの違いくらいはよいだろうと進めてしまい、意識の甘さを怒られました。意識の甘さから計測の間違いにも繋がってしまいました。わからない部分はその旨をしっかり伝え、間違いをそのままにしないこと。当たり前のことですが。
  • 澤浦 人間だから間違いは必ずあるもので、間違いに気付くことも難しい。合っていても本当に合っているかを再確認する姿勢が重要だね。北村君はコミュニケーション能力が高く、協力会社さんとも親子のように仲よくなれるので、作業確認についてもうまくできていると思うよ。
  • 北村 ありがとうございます。社内の先輩以外の方々にも助けていただいています。
  • 澤浦 教える側としては、優しく丁寧に、とは意識していましたね。昔は他人の動きを見て覚えろと、口で教えてくれない人が多かったんですよ。今は時代が違いますからね。どういう伝え方をすればわかってもらえるか、常に試行錯誤しながら、若者の感覚や考えに寄り添いながら教えようと心がけています。5年後10年後の成長のためにどんな教え方が正解か、とても難しいんですが私も悩みながらですね(笑)。

CROSS TALK THEME 04 岡本建設のOJTをはじめとする新入社員への教育方針をお聞かせください。

  • 澤浦 どの業界でも、若手社員が定着しにくいのが悩みだと聞いていますので、こちらとしてはできるだけわかりやすく親切に指導したいと思っています。
  • 北村 わからないことがあればわかるまでしっかりと教えてくれる。経験豊富な先輩の言葉は本当にためになります。
  • 澤浦 新入社員は最初の数ヶ月の間、その月の仕事内容や教わったこと、身についたことなどを月報として提出します。それを複数の先輩たちがチェックし、共有するようにしています。また、私自身も、同世代の仲間たちと新入社員に関する情報交換を行っています。一緒にお酒を飲んでいるときなども、若手育成の話題になりますよ。皆それぞれ試行錯誤しながら教えているようです。
  • 先輩 現場監督 澤浦 房雄
  • 若手 現場監督 北村 海斗

CROSS TALK THEME 05 現場監督として一人前になるまで、もっとも必要なものはなんでしょうか?

  • 澤浦 私自身が一人前かどうかわかりませんが、1つはコミュニケーション能力ですね。発注者との意思疎通はもちろん、現場では地域の方々に説明をする必要もあり、協力会社さんには仕事のスケジュールなどをしっかり伝えなくてはいけません。
    2つ目は経験です。現場とひと口に言っても、道路、河川、下水道など、それぞれが特殊で1つとして同じ条件はありませんから、経験と知識の蓄積は重要です。大事なのは、コミュニケーションと経験、ズバリその2つですね。

CROSS TALK THEME 06 最後に、今後、岡本建設に就職を希望し、また、建設業界への就職を考えている方へのメッセージをお願いします。

  • 澤浦 建設業というと泥臭いイメージが多いと思いますが、今はICT化が進み、作業の多くは機械が行っていて、泥まみれになることはあまりありませんね。
  • 北村 本当にそう思います。僕も入社前とはイメージがだいぶ変わりました。
  • 澤浦 むしろ女性の活躍が目立ってきたり、建設業界の雰囲気も変わってきていますね。興味のある方には、ぜひ一度、現場を見学していただきたいです。
  • 北村 就職したばかりの頃は不安もあり、ベテランの方に囲まれると、緊張しました。ですが、実際に話すと親切な方ばかりで、自分から勇気をもって話しかける姿勢が大切だと感じています。
    就職活動中の方で、職場見学の機会があったらどんどん話しかけてみるといいですね。歳が近い方もいると思うし、その方が話しかけやすいと思うので。うちの会社に来て僕に話しかけてくれたらとてもうれしいです!

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